昨晩は同僚と飲み。最初に入った日本の居酒屋風の飲み屋で焼酎をグビグビ飲んでいるうちに調子に乗る。よせばいいのにひたすら飲み続け、気がつくと午前 2 時まで。週あたまの月曜日からこんなことでいいのかと自らを小一時間問いつめたくなるが、飲んでしまったものは仕方なし。おかげで本日は見事な二日酔いである。明日からの日本出張に備えてやることはいろいろあるのに、頭も体も全くついていかない。ギシギシと軋む肉体、重石のように鈍い頭に鞭打ちつつなんとか働かせ、とりあえず最低限のタスクだけはこなしたので、後は日本でその場その場でしのぐしかない。
そういえば中国に来てからというもの、飲み会の数がやたらと増えた。前職場が基本的に車通勤だったので、職場で飲むといっても盆暮れ正月か歓送迎会ぐらいなものだったというのもあるが、今はおおよそ週に一回や二回は必ずどこかで痛飲しているような気がする。しかも一度飲み出すとほとんどが日付が変わる。こんな状況になったのはやはり中国人の同僚と連れだって飲んでいるからで、そしてなにしろ中国の人は酒好きで、飲むと日本人以上にやたらとハイになり、そしてそもそもおしなべてアルコールに異常に強いから長時間飲む羽目になるわけである。
いやほんと、中国の人はアルコールに強く、そして元気だ。今日だって私が二日酔いでヘロヘロになっていたというのに、何事もなかったようにケロッとした顔で仕事をしている。同じような顔をしているのに、日本人と中国人では肝臓の作りがきっと違うのだ。そんな鉄の肝臓を持つ連中と毎度毎度つきあっていたら、こちらの体がもたない。でもきっとまたお誘いがあればノコノコと出かけて行くに違いない。白酒だけは飲まないけど。
ということで、明日から日本に出張である。今回は四泊五日と割合短めだが、東京に始まり長野まで日帰りで移動したりと、短いながらもなかなかのハードスケジュール。それでも日本に帰るのは二ヶ月ぶりであるわけで、仕事とは言えなんとなく楽しみのような気がしないでもない。なんでも東京はいまだに最高気温が 30℃ 超とかなり暑いようなので、気温差にやられてまたぞろ体調悪化、ということは避けたい。