ここのところの北京はかなり涼しくなってきた。朝晩などは 20℃ を下回ることもあって涼しいというより肌寒さを感じることもある。昼間の気温も 30℃ を上回ることはほとんどなくなり、空気もカラッと乾燥して実に快適。北京では一年の中で秋が最も過ごしやすいというが、それはきっと本当なのだろう。なにせ夏は灼熱、冬は極寒、そして春は黄砂が舞うのが北京である。暑くもなく寒くもなく、そして埃っぽさも(多少は)少ない秋は、ここに住む人間にとって数少ないほっと出来る季節なのである。しかしこれであと一ヶ月もすればかなり寒くなってくるという。快適な時間はあまりに短い。
そんな秋の入り口に立つ私なのだが、ここ二三日体調が今ひとつなのだった。なにやらくしゃみが連発し、わずかながら悪寒がする。鼻水が出る。腹の調子も悪い。夏の疲れが今頃出たか。はたまたこちらに来て二ヶ月経ち、ようやく慣れてきて気が抜けてダレたか。来週はちょいと日本に戻る用事もあるわけだし、この週末は大人しく本でも読んで過ごそうと思う。夏風邪(秋だけど)ほど辛いものはないものな。
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