今日から始まったツールド・コルスを含めて今期も残すところ三戦になり、いよいよ大詰めといった案配の WRC だが、早くも来年の WRC カレンダーが発表された。コスト削減によるラウンド数制限など、いろいろ噂はあったものの、最終的にはモンテカルロで開幕し最終戦オーストラリアまで、今年と同じく全十六戦となった。
1/21~23 モナコ モンテカルロ
2/11~13 スウェーデン
3/11~13 メキシコ
4/8~10 ニュージーランド
4/29~5/1 イタリア サルディニア
5/13~15 キプロス
5/27~29 トルコ
6/17~19 ギリシャ アクロポリス
7/8~10 アルゼンチン
8/5~7 フィンランド
8/26~28 ドイツ ドイチュランド
9/16~18 イギリス グレート・ブリテン
9/30~10/2 日本
10/14~16 フランス ツール・ド・コルス
10/28~10/30 スペイン カタルニア
11/11~13 オーストラリア
今年との大きな違いはイタリアラウンドの日程で、今年十月に開催されたサルディニア戦は四月下旬から五月上旬にかけてに移動した。またギリシャとトルコ、イギリスと日本の日程もそれぞれ入れ替わった。今年よりシーズン最終戦から開催時期が変更されたウェールズ・ラリー GB も、今年と同様に九月に行われる。また、ドライバーやマニファクチャーから不評を買いまくりだったキプロスも、カレンダー落ちすることなく五月に開催。まあ仮にどこかと入れ替えるとしてもポルトガルしかないわけで、とりあえず来年は存続させとこか、というところだろうか。どうせならケニアに復活してもらいたいのだけど。
また、今年大成功のうちに終わったラリー・ジャパンも無事に九月開催。車一台がやっと通れるほど狭い SS、一日 1,000km 以上の退屈なドライブを強いられるあまりに長いリエゾン区間など、改善すべきところはいろいろあるようだが、ラリー関係者には概ね好評だったオーガナイズが評価されたようだ。ただ今年は九月頭だったのでそれほどでもなかったらしいけれど、来年は九月下旬ということで朝晩はかなり冷え込みそう。もし見に行くなら冬の重装備が必要かも。私は多分来年も行きませんが。