帰ってきた みくだり日記

La Cala 2002

La Cala 2002 ラ・カラ 2002 種別 ： 白 生産地 ： イタリア・サルデーニャ島 生産者 ： セッラ・モスカ社 葡萄品種 ： ヴェルメンティーノ 値段 ： ￥1,050 評価 ： ★★★★☆

色は金色がかった淡い小麦色。甘酸っぱくも爽やかなレモン系の香りを強く感じる。じゅうぶんに冷やしてから飲み始めてみると、適度に効いた酸味が冷涼感を増幅して大変心地よい味わいを楽しめる。温度が上がると今度は甘みとコクが感じられるようになって、これもまた素晴らしく美味しい。いやこれは美味い。久々に大当たりのワイン。
ちなみに“ラ・カラ”とは小さな湾という意味だそうで。

Portal Del Alto 2001

Portal Del Alto 2001 ポータル・デ・アルト 2001 種別 ： 赤 生産地 ： チリ・マウルヴァレー 生産者 ： オーランド・ウィンダム 葡萄品種 ： メルロー、カベルネ・ソービニヨン 値段 ： ￥840 評価 ： ★★★

色はピンクに近い感じの赤紫。香りはブルーベリーのようなちょっと甘めの印象。味はきつくない酸味が主だが、かなりの重さ。チリ産というよりまるでボルドーもののようなヘヴィ感が強い。最初はあまりに暴力的な重さに杯が進まなかったが、時間が経つにつれ丸まって良い感じに変化した。最初はちょっと冷やしすぎだったのかも。

今日の横浜ベイスターズ

久しぶりの今日の横浜ベイスターズ。長年このヘッポコチームのファンをやっていれば、たいていのことには驚いたり腹が立ったりしなくなるわけだが。

★ 横浜 5-7x 読売

いやしかし、今日の山下某の珍采配には笑かせてもらった。1 点差の接戦、しかも終盤の 8 回に、 8 番にバントやらせたくせにピッチャーに代打を送らずそのまま打たせる監督がどこの世界にいるか。先発のマレンも後を継いだ加藤も、無駄なバントばっかりやらされた相川も結局併殺に倒れた石井琢郎も、みんな哀れで見てられない。ベテランの琢郎あたりはこういうことに慣れているからまだいいかもしれないが、若い加藤や相川が腐らなければいいけどな。

まあこの理解不能なお笑い采配はともかくとして、この拙攻につぐ拙攻はどうにかならんのか。特に 5 回表。1 点取ってなお 1 死満塁の押せ押せムードの中、あっさり併殺打を打ち放ちやがった佐伯。貴様がここでせめて外野フライでも打っておけば、アップアップの工藤を引きずり降ろし、その後の8 回の選手起用も違ったものになっていただろうに。山下も相川にバントをやらすぐらいだったら、ここでスクイズでもやったほうがナンボかマシじゃんかよ。

ま、後からは何とでも言えるんですがね。

Jacob's Creek 2001

Jacob's Creek 2001 ジェイコブズ・クリーク グルナッシュ・シラーズ 2001 種別 ： 赤 生産地 ： オーストラリア・ヴァロッサバレー 生産者 ： オーランド・ウィンダム 葡萄品種 ： グルナッシュ、シラーズ 値段 ： ￥1,170 評価 ： ★★★☆

先日飲んだジェイコブズ・クリークの、今度はグルナッシュとシラーズのブレンドもの。 色はエッジに紫がまざったガーネット系で、カベルネ、シラーズのブレンドとくらべると若干薄目で枯れた感じの色調。香りはグルナッシュぽくかなりスパイシー。口に含むと酸味と渋味もそこそこ感じるが、かなり甘味の成分が強い印象。これはこれで悪くはないが、カベルネ、シラーズのブレンドものの方が美味しい気がする。

プジョー失格！

パリで行われた FIA のミーティングにより、暫定となっていたキプロスラリーの最終結果が発表された。ミーティングの結果、プジョーが 307WRC に使用していたウォーターポンプがレギュレーションにしたがったものとは認められず、判定は失格。これにより暫定優勝だったマーカス・グロンホルムと 5 位のハリ・ロバンペッラが失格となり、優勝は 2 位だったシトロエンのセバスチャン・ローブとなり、以下フォードのマルッコ・マルティンが 2 位、シトロエンのカルロス・サインツ先生が 3 位と順次繰り上げされることになった。今回の判定によりローブはキプロスラリーに初優勝。ドライバーズ選手権ランキングもトップとなった。　

いやあ、結局そうなったか。プジョーと同時に再検査されていたシトロエンがお咎め無しだったから、もしかしたらプジョーもセーフ判定になるかも、と思っていたが、最終的には失格扱い。厳しいっすね FIA さん。

ちなみにウォーターポンプとは、エンジンの回転を利用し水をくみ上げエンジン、ラジエター、ヒーターユニット等の水を巡回させるもの。WR カーはもちろんのこと、普通の一般車にも当たり前に装着されている部品。WRC のレギュレーションでは、ウォーターポンプはベースとなる市販車（この場合は プジョー307CC）に装着されているものと同一でなければならないが、件のウォーターポンプのインペラーは材質も（市販車：真鍮、307WRC：プラスチック）その直径も（市販車：68.7mm、307WRC：60mm）異なっていたらしい。確かにレギュレーション違反なのはそうなのだろうが、いくつかのサイトで事の経過を読んでみると、単なる事務処理上のミスだけの問題のような気がする。プジョーも「性能は全く変わらない」とコメントしているそうだ。しかしルールはルール。失格裁定はちと厳しいような気もするけれど、これもラリーである。

それにしてもグロンホルムにはお気の毒としか言いようがない。 307WRC での初勝利、しかも今季初優勝、さらに自身も昨年のアルゼンチン以来、約一年ぶりとなる久々の勝利だっただけに、天国から地獄とは正にこのこと。もっとも結果的には失格になってしまったとはいえ、今回のラリーでは 307WRC の戦闘力はきっちり証明できたし、なによりかつての他を寄せ付けない圧倒的なスピードが戻ってきたようだし、是非とも次のアクロポリスからはめげずに頑張ってほしい。

しかしルールとはいえ、一度決まったことが覆るとちょっと興ざめですわなあ。

参考URL：
　　Rally X net
　　World Rally Championship Official

タイヤ復活

行きつけの車屋でパンクしたタイヤを見てもらうと、サイドウォールから接地面にかけて 3cm ほどの裂けたような傷があった。ううむ、釘を踏んだぐらいではこんなに大きく切れるわけはない。これはもしかしてどこぞの輩にイタズラされたかと一瞬思ったが、切断面は鋭利な感じではないので、ナイフかなにかで切られたわけではなさそうだ。やはり尖った岩か車止めにでも強めにぶつけた時にできた傷のように見える。しかし最近、そんなことをしたおぼえはないのだがなあ。

ともあれ、取り寄せてもらったタイヤにさっそく交換してもらって、めでたく復活である。雨続きでメチャメチャ汚かったので、ついでに洗車もした。左のリアタイヤだけ新品だからちょっと違和感があるが、少し走れば馴染んでくるだろう。いやしかし、やっぱりエボはこうでなくちゃ。

それにしてもパンクの原因はなんだったんだろう。謎だ。

Jacob's Creek 2001

Jacob's Creek 2001 ジェイコブズ・クリーク シラーズ・カベルネ 2001 種別 ： 赤 生産地 ： オーストラリア・ヴァロッサバレー 生産者 ： オーランド・ウィンダム 葡萄品種 ： シラーズ、カベルネ・ソービニヨン 値段 ： ￥1,170 評価 ： ★★★★

色は真っ黒に近い濃い紫。香辛料っぽい刺激に、わずかに甘い香りがまざる。飲んでみるとピリッとした渋みと、ややくどい感じの甘みが濃厚で、オーストラリアのシラーズものの典型的なワインという感じ。この手の濃い味はかなり好きなので、値段もかなりリーズナブルだし、レギュラー入り確実か。

Grillo Sicilia

Grillo Sicilia 2002 グリッロ･シチリア 2002 種別 ： 白 生産地 ： イタリア・シチリア 生産者 ： ナトルーサ 葡萄品種 ： グリッロ 値段 ： ￥1,450 評価 ： ★★★☆

トロピカルフルーツのような柑橘系の爽やかなアロマ。味わいはボリューム感に富み、コクがあるが酸味もしっかりあってバランスが良い。ドライな辛口だが、あまり冷やさないでもクイクイ飲めるタイプ。

Poggio al casone

Poggio al casone 2000 ポッジョ･アル･カソーネ　キアンティ・スペリオーレ 2000 種別 ： 赤 生産地 ： イタリア・トスカーナ 生産者 ： チェヴィン社 葡萄品種 ： サンジョヴェーゼ、カナイオーロ 値段 ： ￥1,600 評価 ： ★★★★

色は透明感のあるガーネット。ベリー系ジャムのような甘い香りが強い。味はやはりジャムみたいな甘みがあるが酸味もそこそこあり、タンニン感もパワフル。キアンティの美味しさを感じることができる良いワイン。

タイヤパンク

来週から始まる三度目の北京出張をひかえ、なにやら立て込んできた仕事をこなすために今日は久々の休日出勤。

いくつか仕事をこなし、腹も減ってきたしそろそろ帰ろうかと、夕方会社の駐車場へ行くと、なんだか車がちょっと傾いているような気がする。こんなところに段差なんかあったっけ？不審に思いながら車の後に回ってみると。

タイヤ、パンクしてますがな。

あまりに突然のことにしばし呆然。見間違えかと何度も確認したが、左のリアタイヤの空気が完全に抜けている。タイヤのゴムがペコペコにつぶれて、ホイールでなんとか車体を支えてる状態だ。いったいなんなんだこれは。そういえば今朝、会社に来るときに、なんとなくリアがフワフワしているような気がしたのだった。あのときからすでにパンクしていて、空気が抜けつつあったのか。

しかしなんでまたパンクなんか。最近タイヤをどこかにぶつけた記憶はないし、悪路も走ったおぼえはない。山も五分山ぐらいだが、まだまだじゅうぶん走れるはず。劣化からバーストしたとは思えない。どこかで釘かガラスでも踏んだのだろうか。

と、ぼーっと眺めていてもどうにもならないのである。なんとか車を動かして、車屋に持っていかなけれりゃならん。仕方なしにトランクからジャッキとスペアタイヤを取り出して取り付け作業開始だ。ジャッキアップしてタイヤ交換なんて何年ぶりだろうか。しかしこの車でスペアタイヤのお世話になるとは思わなかった。

で、どうにかこうにかスペアタイヤを取り付けたんですが。

めちゃめちゃカッコ悪（泣）

元々ついてるタイヤが太いぶん落差が大きすぎで、死ぬほどバランスが悪い。まあ贅沢言ってる場合じゃないけど。

いやしかし、なんでこんな目に。なんか悪いことしましたか私。