普段なら二日や三日なんてあっという間に過ぎ去っていく感覚なのだが、今更言うまでもなく、正月休みが明けてのこの数日はダレきった体にはそれなりに辛いものがあった。それもこれも、こうなることがわかったいたくせに自堕落三昧に過ごしていた休み期間中の生活様式のツケが巡ってきただけである。気の向くまま適当に寝起きする昼夜逆転の生活から、突然朝ちゃんと起きて会社に行けと言われても、体内時計のリズムがいきなりそれに対応できるわけがない。そんな強烈な時差ぼけ状態でも、会社に来れば仕事をしなければならない。いや、ちゃんとしてますよ仕事は。こう見えてもそれなりに忙しいのですわよ。
休みが明けて三日たち、どうにか普段の生活リズムに体が慣れかけたところなのに、今日からまた三連休である。「成人の日」がハッピーマンデー化されたおかげで、毎年必ず正月明けに三連休となるわけだ。これが良いのか悪いのか。ようやく時差ぼけ状態から脱出したというのにまた逆戻りかよ、と誰に言うわけでなくいちゃもんをつけたくなる。もちろん連休だからといって自堕落生活などせずに、きちんと普段通りの(あるいは出来るだけそれに近い)生活リズムを保てばいいだけの話であって、いちゃもんをつけるだけ無意味なのはわかっているのだが、しかしどうせ平日が休みになるのなら、無理に三連休にするよりも、たとえば週明けて水曜日か木曜日を休みにした方が喜ばれるのではないか。
たとえば仮に週明けの水曜日が休みになるのなら、正月明けの数日をなんとか気力で働いて、一旦土日で休み。そして週が明けて再び二日出れば、今度は水曜日に一日休み。さらに木金を乗り切れば、なんとか次の土日にたどり着く。そんな寸法である。何事もいきなりは体によくない。適度に休みをはさみつつ、徐々に体を慣らしていくわけだ。おお、我ながら名案。のんびり行こうよ世の中は。狭い日本そんなに急いでどこへ行く。なんだか自分がダメ人間に思えてきた。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。