カレーのスパイスとして知られる「ウコン」に含まれる「クルクミン」という物質が、アルハイマー病の原因となる物質の生成を防ぐ効果のあることがわかったそうだ。カレーをよく食べるインド人は米国人に比べ、アルツハイマー病の発症率が4分の1しかないといわれており、今回の結果は効果を実証する形となったという。
アルツハイマー病にかかると、大脳表面の大脳皮質や海馬に「老人班」という米粒大の斑点が現れるが、この老人班は「アミロイドベータ」と呼ばれる神経毒性を持ったたんぱく質が繊維状に固まって出来ており、これが付近の神経細胞を殺していくとされている。
研究チームは、アミロイドベータを含む溶液にクルクミンを加えたところ、線維化の抑制に成功。すでに線維化したアミロイドベータにクルクミンを加えると線維が分解する効果も確認された。これにより、食生活の改善でアルツハイマー病の発症を遅らせることができる可能性がある、とのこと。
世界でも有数の高齢化社会を迎える日本にとって、アルツハイマー病の発症数を低減させることは保健政策として大変重要な案件である。それがカレーを喰うことで実現できる可能性があるならば、やらない手はないのだ。よーし、とにかくカレーを喰いまくれ。今日もカレー、明日もカレー。こうなりゃいっそ、毎日カレー。俺にカレーを喰わせろ!
なんだかほんとにカレーが喰いたくなってきた。
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