帰ってきた みくだり日記

急遽日本へ出張

先週の月曜日に急遽、日本へ出張することが決定。あちらもこちらも忙しく日本に行ってる暇はないのだが、これもまた仕事。ということで本日朝の便に乗り、現在都内某所に潜伏中。

日本に着いたらいきなり雨である。ここのところ北京も雷混じりの大雨が降ったりと、比較的雨が多かったが、やはり雨の本場（なのか）日本の湿気はひと味違う。体中にじっとりと水の膜が貼り付いたような感覚は、これぞ正しく日本の梅雨真っ盛りという感じか。気温がそれほど高くないのがまだ救いかねえ。

そういえば今年はこれで三回目の日本出張か。最初は二月、弾丸ツアーの四月、そしてこの六月と、きっちり二ヶ月ごとに日本に来ているわけである。昨年はなんだかんだで一度も仕事では帰らなかったのに、続く時は続くもんだ。まあこれも仕事の巡り合わせではあるのだが。

今回は水曜日までが本チャンの仕事で、木曜日の夜の便で帰還予定。ずっと雨なんだろうか。

上海出張と皆既日食

またまた久しぶりの更新ですが。

先週の木、金は上海と無錫に出張。ここのところ体力的にも精神的にもやたらと疲れる出張ばかりだったが、今回はそれなりに有益だったか。まあ移動が多くて疲れることは疲れるけれど。中国は広いっすよ。

上海と言えば来年の万博だが、その前の一大イベントとして今年の夏、7/22 の皆既日食を上海で見ることができる。今回の日食は日本でも全国で部分日食として観察することができ、また奄美大島北部、トカラ列島、屋久島、種子島南部などは、太陽が完全に月に隠れる皆既日食帯に入る。上海付近は非常に条件が良く、日食中心線のほぼ真ん中に位置するので、6 分を超える皆既日食を観測することが出来る。この図示はこちら  が詳しい。

上海となれば、無理矢理にでも出張をからめて見に行くという手もある。が、諸々の都合により今のところ時間が取れそうには無い。流星雨は 2001 年のしし群の時に見たし、あとは皆既日食が見られれば我が人生に一片の悔いは無しなんだが、まあまたいつかどこかで機会もあるかもしれん。

と思って調べてみたら、直近の皆既日食は以下の通りであった。

2010年7月11日　イースター島を含むポリネシア、チリ南部およびアルゼンチン南部
2012年11月14日 オーストラリア北部・南太平洋
2015年3月20日　北大西洋・スバールバル諸島・北極海
2016年3月9日　 インドネシア・北太平洋

ううむ、遠いところばかりでなかなか難しいかも。となると上海か。行くか。職権乱用で見に行ってしまうか。

さらに調べてみると、日本でも 2035年9月2日 に起こる皆既日食は、能登半島から茨城県の間で観測可能だそうで。二十五年後には海外に行かずとも眺められるわけである。

もっとも問題はそれまで生きているかどうかか。というかその時、日本にいるのか私は。