ボルネオ島から北京に帰ってきて早一週間。すっかり更新もご無沙汰ですが。
南の島で全てを忘れてボケッと過ごしてきた後遺症からか、仕事再開初日は全く頭が回らなかった。しかし中国は国慶節で休みでも日本は単なる秋の平日だったわけである。その間に容赦なく舞い込んでくる諸々の案件やら休み前から保留状態だったあれやこれやが山積し、惚けている暇はない。徐々に勘を取り戻して二日目からはフルスロットル状態。そういえば国慶節の前は日本に出張していたんだった。こうしてフルに中国で仕事をするのも久しぶりである。体が慣れていないのか、なけなしの頭を無理矢理ブン回したからか、今週はやたらと疲れた。
そんなわけで、ボルネオ島の写真でお茶を濁す私である。
ホテルから眺めた海の様子。エメラルドグリーンに輝く海面、風に揺れる椰子の葉、降り注ぐ日の光。南国情緒たっぷりという案配である。 |
街中にかかっている交通案内の看板。何が書いてあるのかさっぱりわかりません。 |
海辺のローカルな市場。海産物を中心に多くの商店が軒を並べていた。道のど真ん中でミシンがけをしているのをいくつか見かけたが、あれは何をやっていたのだろうか。 |
南国名物バクテー(骨付きの肉をニンニク、ハーブや漢方などと一緒に長時間煮込んだスープ)。もともとは中国期限の食べ物だが、中華系住民の多いマレーシアにももちろんある。本来のバクテーは豚肉を使うのだが、さすがイスラム国家だからか、これは羊肉。 |
ボルネオ島にはオラウータンが住んでいる。親を失ったりはぐれたりした子供のオラウータンを保護して社会復帰(森に返す)させる活動を行っている施設に見学に行った。つぶらな瞳が可愛らしい。 |
オラウータンの子供は枝から枝へ飛び移って遊んだり、数頭がかたまってじゃれ合ったりと、いろいろな行動をするので見ていて飽きない。しかしこのオラウータン氏、突然だが故林家三平の霊が降りてきたようである。どーもすいません。 |
そしてこちらは、故いかりや長助の霊が降りてきたらしい(上のオラウータン)。分厚い唇がプリティーである。 |
マレーシアの国教がイスラム教だけあって、街中にはイスラム料理を出す店が多い。我々も一度入って飯を食ったが、料理自体は美味いものの、当然ながらアルコールの類は一切無し。暑い南国でビールが無いのは、やはり寂しい。 |
イスラム系住人に対して中華系もかなり多いようである。街のあちこちに見慣れた漢字の表記があり、中華料理を出す店もたいへん多い。福建系華僑や客家華僑の団体も街の暮らしにすっかり定着しているらしい。 |
コタ・キナバルは海辺の街だけあって、海産物料理は名物になっているようである。ものは試しと入ってみたが、やはりというかなんというか、資本は中華系であった。中国語も通じるかもしれない。こちらは試してないけど。 |
エビの香辛料炒め。つい先ほどまで生け簀で泳いでいたエビを料理してもらうので、さすがに鮮度は抜群である。身がプリプリして大変美味。 |
エビだけでなく魚も生け簀から適当にセレクトし、その場で調理してくれる。こちらは白身魚の一品(魚の名称は失念)。ほのかに香るココナツ系の甘みが、いかにも南国料理という感じだ。 |
炒飯もある。選んだのは乾燥した魚のむき身が入ったもの。塩加減が若干きついものの、南の島の強烈な太陽に焼かれて大量に発汗した体には染み通るような美味さである。 |
ホテルのすぐ目の前に桟橋があり、そこから小型のボートに乗って十分も沖合に走ると、いくつもの小島が点在している。そのうちの一つに行ってみた。遠浅の海岸をシュノーケリングで少し泳げば、いきなり珊瑚礁が広がる。魚影も濃い。さすがにオーストラリアのグレートバリアリーフほどのスケール感はないものの、大小色とりどりの魚が群れ泳ぐ様は、竜宮城もかくやというところ。 |
島に棲息する大トカゲ。体長は約 2m。結構でかい。これぐらいのやつが 5~6 匹のそのそ動いているさまは、それなりに迫力がある。だがこの大トカゲ連中、売店のあんちゃんが放ってくれる残り物を目当てに集まってきたようだ。まあ確かに森の中で地道にエサを探すより手っ取り早いか。 |
イスラム国家だから基本的にアルコールは御法度だが、人が集まれば酒飲みもいる。ということでマレーシアのビール「ANCHOR」。アルコールの度数によりスムースタイプとストロングタイプがあるらしい。こちらはスムースタイプ。ピルスナー風のすっきりした味わい。 |
今日も今日とて日が暮れて、南の島に日が沈む。また機会があれば訪れてみたい島である。 |
コメントのテスト。
エラーになりませんように。
投稿情報: hamada | 2007年10 月16日 (火) 00:48
おお、直った。
良かった良かった。
投稿情報: ハマダ | 2007年10 月16日 (火) 23:41