ボルネオ島での休暇は早くも終盤である。明日は昼の飛行機に乗って北京に帰るので、実質的には本日が最終日。休みってのは、どうしてこう早く過ぎ去ってしまうんですかね。
今回のボルネオ島旅行の基本コンセプトは「出来るだけ何もしない」。普段、文字通り時間に追われてあくせく働いているので、せめて休暇ぐらいは適当にダラダラ過ごそうと思うのである。実際今回は、野生のオラウータンを見に森に行ったり、船で沖合いの小島に渡ってシュノーケリングをしたぐらいで、あとは日がな一日ホテルのプールで泳ぐかプールサイドで本を読むかぐらいであった。こういうのもたまには良し。
それにしても日焼けが物凄いことになっているのだった。毎日毎日、熱帯の強烈な太陽光線をいやと言うほど浴びれば、そりゃ日焼けぐらいするものだが、それにしたっておよそ尋常な色合いではない。「醤油で煮しめたような」という慣用句があるが、醤油で煮しめた上にソースをドボドボと加えてカレールーで味付けしたような色とでもいうか。夏休み明けの小学生というか、香田晋というか山本譲二というか、色合い的に一番近いのはやはり松崎しげるか。「愛のカタマリ」歌っちゃうぞ。
そういうことで、明日の夜には北京に帰還。北京はすでにかなり涼しいらしい。帰ったとたんに風邪でも引きそうである。
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