ネットで天気予報をみていたら、どうやら明日は日本列島の南岸を低気圧が通過するようで、このまま現在のルートを通ると関東地方でもところによっては積もる程度の雪が降る可能性があるそうだ。ちなみに関東地方で雪が積もる条件は三つあり、地上の気温、上空の寒気、そして低気圧のルートである。空気の乾燥具合にも左右されるが、一般的に地上の気温が 4℃ 程度なら上空から降った雪はそのまま地上に到達する。明日の気温は概ね 5℃ 以下で、まずこの条件はクリア。そして上空 1500m の気温は -3℃ から -6℃ ほどで、こちらもクリア。残るは低気圧のルートが肝である。
低気圧の中心が関東に近すぎる、もしくは関東の真上を通過すると、前線の南側の暖気に入ってしまうため雨になってしまう。逆に低気圧より離れすぎると、雨域から外れてしまい、曇るだけになってしまう。これが伊豆大島と八丈島のちょうど中間地点付近を通過すると、寒気が残ったまま気温が上がらず、かつ低気圧勢力の雨域に関東地方がきっちり入るため、結果として雪となる、という案配である。
低気圧の進み具合や高気圧の等圧線を見ると、どうやらポイントにはまりそうな気がするのだが、はたしてどうなるか。
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