Rio De Plata 2003 リオ・デ・プラタ 2003 種別 : 白 |
殺人的に暑い夏の夜は、やはりよく冷やした辛口の白に限ります。ということで久々にアルゼンチン産の白をセレクト。なんでもこのワインはアンデス山脈の 1,750m の高地で栽培された葡萄を使って作られているらしい。いかにもアルゼンチンという感じ。
色は限りなく透明に近い非常に薄い黄緑色。このあまりの色の薄さとビンテージも若いとあって、これは早飲みすぎたかと思ったが、柑橘系アロマたっぷりの香りがなかなか強力で、これはこれで早飲みタイプのワインなのだろうと思わせる雰囲気。抜栓してしばらくするとリンゴのような酸味の強い香りに変化。この葡萄品種は初めて飲むのだけど、なかなか自己主張の激しい香り付けらしい。
味は多少苦みのきつい青草系の成分が強め。さすがに熟成感はほとんどないが、そこそこ余韻もあって後味は悪くない。総合的には値段以上のまずまず良いワインというところか。