今日は所用で銀座まで行ってきた。師走の週末、しかも冬晴れのお出かけ日和とくれば、当然ながら人出がすごい。数寄屋橋の交差点などは渡るだけで一苦労という案配である。
その人混みに拍車をかける長蛇の列がそこかしこに出来ている。何事かとよく見ると、年末ジャンボ宝くじを買い求める人の列であった。私は宝くじを買う趣味はないのでよく知らないのだが、銀座にはいくつか有名な宝くじ売り場があるらしい。宝くじなど、どこで買っても同じのような気がするが、そういうわけでもないのだろうか。
調べてみると、特に 1 等がでやすいことで有名なのは「西銀座デパート・チャンスセンター」の「一番窓口」だそうである。この売り場、年末ジャンボでは、毎年必ず 10 本前後の 1 等が出るとのことだ。ううむ、それは確かに多い。日本全国には宝くじ売り場が一万カ所以上あるそうで、仮に 1 等が 300 本だとしても、そのうちたった一つの売り場から 10 本も 1 等が出るとなるとケタ外れの高確率だ。もっともこの西銀座チャンスセンターは売る枚数がべらぼうに多いのだろうから、当たる確率が高いのも当然だという気もするのだが。
ともあれ、行列は件の売場から大通り沿いに有楽町マリオン入り口、さらにそこからさらに別の列へと続き、と正に人人人という感じ。しかも人通りが多いことを見越してか、その列の周りではビラ配りや怪しげな署名活動、大道芸などもあちこちで行われていて、とにかく歩くのでさえ大変である。こういう光景も、師走っぽいといえばそうなのかも。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。