■ユーロファイター vs フェラーリ F1 マシン:結果は2勝1敗
イタリアで、シューマッハーが運転するフェラーリの F1 マシン「F2003-GA」(max369km/h)と、イタリア空軍の戦闘機ユーロファイター(max2448km/h=マッハ 2)が、ドラッグレースをするイベントがあったそうだ。これはイタリア国防省が企画したイベントで、600m,900m,1200mの三本勝負が行われ、結果 600m 走ではフェラーリが僅差で勝利。続く 900m,1200m では 2 秒,14 秒の差をつけユーロファイターが圧勝したとのこと。もうなんというか、実にバカっぽい企画。でもおもしろい。
しかし 900m,1200m という比較的長距離では戦闘機が明らかに有利なのはともかくとして、600mで F1 マシンが勝ってしまうところがすごい。とてつもなくパワーのある F1 マシンだと、発進時にアクセルをガバッと開けるとすぐにホイールスピンしそうなもので、スタートダッシュ競争にはものすごく不利なような気がするのだが、何かトラクションをコントロールする機構がついているのだろうか。それともさすがシューマッハと言うべきか。
日本でも航空自衛隊の戦闘機とフォーミュラニッポンのマシンとで、同じようにドラッグレースをやったらさぞかし面白いのだが、まあどう考えても実現は無理ですかね。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。