お久しぶりでございます。気がつくと九月半ば。季節は巡って夏は過ぎ、秋口に差し掛かっているところですか。まだまだ蒸し暑い日が続いているわけですが。
さてこの数ヶ月の間、まあなんだかんだといろいろありましたが、ちょっとした臨時収入があったので、以前から狙っていたこれをついに購入。
DREAM THEATER のギタリスト、John Petrucci のシグネチャモデル、Musicman の John Petrucci 6(JP6)、その 7 弦モデルであります。いやー、買っちゃいましたわ。
色は MYSTIC DREAM。基本は緑色(上の写真参照、ちょっと黒っぽいが)なんだが、光の加減で紫にも見えるという不思議な色合い。
7弦モデル(通常のギターは 6 弦、ロー B が追加されている)なので、ネックは当然それなりに太い。最初は若干違和感があったものの、弾き込んでいるうちにすっかり慣れた。太いには太いものの、薄さが極薄なので非常に弾きやすい。
ピックアップはフロントが DiMarzio の LiquiFire、リアが同じく DiMarzio の Crunch Lab。パワー感がありながら粒立ちとエッジの効いたドライブサウンドが気持ちいい。エフェクトの乗りもいいので、クリーンにしてもシャキーンと抜けのいい音が作りやすい。
さらにフローティングタイプのトレモロユニットの中にピエゾピックアップも内蔵。このあたりの仕様は Petrucci 氏が実際に使っているギターと全く同じ。そりゃシグネチャモデルなんだから当たり前か。このピエゾピックアップも良く出来ていて、エレアコっぽい明るく乾いた音が素晴らしい。トグルスイッチ一発でマグネットとピエゾが切り替えられるから、このギター一本あれば大抵の曲はこなせる。
それにしてもこのピックアップのバリエーションといい、演奏中でも右手で自然に操作できるように円形に配置されたスイッチやツマミ類のレイアウトといい、実戦(ライヴ)向けに実に良く考えられている。これぞ正に戦闘マシン。さすが John Petrucci。まあこのギターを使ったからって Petrucci 氏のように弾けるわけではないですが。
ちなみにこの John Petrucci モデルを含めて、現在メインで使っているのはこの三本。
左は学生時代に買って長らくメインギターだった FERNANDES のストラトハムバッカー。型式は不明(確か FR-85 だったような)で、オリジナルからピックアップをフロントが EMG81、リアがEMG85 に換装、更にコントロールをヴォリューム一発のみに交換してある。思えばこのギターも 25 年もの。今や立派なオールドですな。
右側は 90 年代半ばに購入した Seymour Duncan のストラト。メーカ名はダンカンだが、確か製造は ESP だったか。形状はストラトながら、ピックアップはアクティブタイプのハムバッカーなので、通常のストラトよりも図太い音が出るのが特徴的。ただ純粋なストラトの音が欲しくなってきたので、そのうちピックアップを交換する予定。変えるとしたらやっぱりダンカンの YJM FURY あたりですかね。そういえばこのギターも今回の JP6 と同じく「臨時収入」で買ったんだった。次の「臨時収入」はいつか。来年もあるといいんだがねえ。
ということでギターを買って日夜弾き倒しているわけだが、せっかく John Petrucci モデルを買ったので、ここはやはり Dream Theater の曲を弾いて、いわゆる「弾いてみた」映像でも撮ってみたい。そちらはまた後日。