毎年恒例、董事会ウィークが今年もやって来た。
中国では会社(「有限責任公司」)の経営権は「董事会」(とうじかい)と呼ばれる経営会議が持つことになっている。董事会は日本で言う「取締役会」 と「株主総会」が一緒くたになったようなもので、会社の最高意志決定の場である。通常は年一回、中国での年度替わりである一月から三月に行われるが、日中合資企業の場合は日本の年度替わりに合わせて四月頃に開催されることが多い。私を雇用する北京の会社も毎年四月に行われることが慣例になっている。そしてこれまで董事会は、毎回北京で執り行われるのが慣例であった。しかし今年は諸般の事情により、日本で開催されることになった。
ということで、明日から日本へ出張である。そういえばつい二月にも日本に行ったばかりだが、その前は一年半ほど仕事で日本に帰ることはなかった。無い時は無いし、続く時は連続するものですな。だが今回はあくまでも董事会がメインなので、わずか二泊三日の道程と、慌ただしいというかなんというか。
しかしその慌ただしさはさらに続き、日本のあとにはその足で広州、そして深センに飛び、あれこれこなした後、北京に一旦戻り、さらには天津に行き、再び北京に戻ったら、今度は蘇州に出張という、鬼のような予定。これらドサ廻り弾丸ツアーが終わる頃には、すっかり四月も終わっているという案配である。
そんなわけで、明朝早いのでもう寝る。
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