北京に帰還

ということで、月曜日の夕方のフライトで北京に帰還。北京までは日系の航空会社を使ったのだが、国慶節の休み明けから一日経っているからか、日本人の姿はほとんどなく、大部分が中国人の観光客らしき団体さん。待合いロビーのあまりの騒々しさにげんなりするが、これから中国へ帰るのだと実感もする。

明けて火曜日から通常通りの仕事を開始である。会社としてはもちろん月曜日から通常業務に復帰しているので、したがって他の社員はすでに一日仕事をこなしており、すっかり元の調子に戻っているようでテキパキと仕事をこなしている。

しかし私は休み明け第一日目。案の定というかなんというか、なんだか怠いというか頭が全く回らない。朝からさっそく私のところに仕事上の質問や状況報告やらが次々と持ち込まれるが、ボケた頭は全然働いてくれない。一応考えるふりだけはする。しかし頭の中は真っ白だ。ちょっと考えてみるからあとでまた来て、と怪訝な顔の部下を追 い返し、ため息。

と、ここで気がつくのである。休み前にこういうことを見越して、休み明けの自分のために To Do リストや懸案事項を書いたメモを作っておいたのだよ。と机の上に置いておいた書類を探して眺めてみる。しかし、そもそもそれを読んでもその内容が思い出せないという体たらく。ううむ、完全に休みボケ、日本ボケである。部下の人すまん。しばらく私はリハビリに徹する。本格始動は、ええとその、来週からだ。だから今週は俺に話しかけないでお願い。

次の長い休みは来年の春節（旧正月）か。遙か遙かに先のことですなあ。