ということで、本日無事に香港より帰還。二泊三日なんてあっという間のことよ。
八年ぶりの香港でいろいろ目新しいことがあったのだが、気がついたことを簡単に箇条書き。
・街が綺麗
香港というと、狭い島に摩天楼がやたらと建ち並び、その下に人も建物も何もかもがゴチャゴチャとごった煮のように集まっているという印象がある。それはその通りなのだが、しかし混沌の中にも秩序があるというか、ゴチャゴチャしていながらも何か目に見えない規律が存在しているような気がする。そもそも街が綺麗である。ゴミが落ちていない。香港は公共の場所は禁煙なのだが、街中でも結構な割合で路上喫煙をしている人を見かける。それでも道路にはほとんど吸い殻が落ちていない。街のいたるところにゴミ箱があって、タバコはきちんとそこに捨てているようだ。また街ゆく人も車もきちんと信号を守る。列にはきちんと並び、割り込みもない。北京の人たちに香港人の爪の垢でも飲ませてやりたい。
・日本製品大人気
とにかくどこもかしこも日本製品が多い。スーパーに入れば日本の食品やお菓子が大量に置かれていたり(直輸入なのに値段はほぼ日本と同じ:北京では日本の値段の倍以上はする)、道路を走る乗用車の 99% は日本車。テレビでは日本の番組が中文翻訳されて放送され、街中の若者は PSP に夢中である(何故か DS 所持者はほとんど見かけなかった)。二階建てバスと中文の看板がなければ、ここは日本かと見まがうばかりである。しかし普段北京に暮らしている身からするとこうした「日本ぽさ」が大変新鮮に見えるが、日本から旅行に来た人にとっては、もしかしてあまり面白くないのでは。
どうでもいいが、この二泊三日の滞在期間中に新型 GT-R を何台か見かけた。初めて見る実車の強烈なオーラには圧倒されたが、それにしても香港には金持ちが多いのか。
・眼鏡っ子多し
中国本土でももちろん眼鏡をかけている人は多い。しかし日本と比較すると割合的にはかなり少ないように思われる。だが香港では日本と同じかそれ以上に眼鏡装着率が高いように感じる。見た限りでは老若男女万遍なくという感じなので、世代によってではなく、環境的あるいは人種的に近眼率が高くなる何かの要因があるのかも。
・エスカレータのスピード早し
デパートやホテル、地下鉄などで何度もエスカレータに乗ったのだが、その上り下りするスピードが異常に速いのに驚く。もしかしたら、やたらとのんびりした北京のエスカレータに慣れすぎてしまったのかもしれない。しかしそれでも香港のエスカレータは速い。思わず乗るのに躊躇するほどである。お年寄りとかは危ないのじゃないかと思って見ていたら、皆平気でひょいひょい乗っていた。
ちなみに香港ではエレベータを乗る際は右側に立つ。確かこれは関西風で関東では右側だったような気がするが定かで無し。なんだかもうすっかり東京での生活様式を忘れつつある。
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