気がつけば連休も残すところあと一日。連休中の出来事をざざっと。
先週の日曜日に九州方面より友人夫妻が北京にやって来た。今回は時期も時期なので、万里の長城や明の十三稜などの遠出はやめ、北京市内をブラブラするのと食い倒れに集中することにした。まあそうは言ってもせっかく北京に来てくれたので、超定番の天安門広場と故宮見学だけは外せんだろう。
ということで二日目に天安門から故宮を抜けるコースをブラブラと辿ってみたのだが、さすが中国も連休中だけあってか、もの凄い人出であった。これだけ人が多いとはぐれたり迷子になったりすることも相当あるのでは。なんて思っていたら、実際連休初日の 5 月 1 日だけで合計 1600 件の迷子があったという。しかも、迷子のほとんどは子供ではなく大人だそうである。なんでもその困った方々がなぜ迷子になったかというと、携帯電話の電池が切れてしまって役立たずになり、仲間とはぐれて公安に駆け込むというケースがほとんどだとのこと。中国で販売されている携帯電話の電池の持ちが非常に悪いのは、私も身をもって実感するところだが、それにしたっていい大人が迷子になるのはいかがなものか。待ち合わせ場所ぐらい決めておけよと俺は言いたい。
その他、故宮やら雍和宮(ラマ教の寺院)やら鼓楼(昔の時を知らせる楼閣)やら、市場やらローカルなスーパーやらを散策。やはりどこも人出は多かったですな。そういえばあちこち歩き回って疲れたのでローカル情報誌で見つけたマッサージ屋にも行ったのだが、そこはなかなか良かった。足裏+全身マッサージ(耳掃除付き)で 130 分で 100 元(約 1,500 円)という低料金なのもともかく、按摩自体もなかなか上手かった。家からもそれほど遠くないし、仕事に疲れたらまた行ってみよう。
北京を巡る旅のもう一方のテーマである食い倒れの方もそこそこ充実していたと思われる。個人的にお気に入りの「老北京炸醤麺大王」で炸醤麺、家の近所にあるローカル的人気店の鍋屋で火鍋。そしてこれまた超ローカルな麺屋で刀削麺、桂魚の清蒸と水餃子、さらにはこれぞ正に定番の北京ダックと、同行者には連日に渡る食い倒れを堪能してもらえたかと。本当は喰ってもらいたい北京の美味いものはまだまだいっぱいあるのだが、それはまた次回のお楽しみということで。ま、機会があればまた是非来てちょうだい>九州方面
ということで、お休みも明日を残すのみとなった。連休が明ければ、またぞろクソ忙しい日々が待っている、なんて無粋なことは今は考えないことにして、残る一日を大事に過ごそう。たぶんダラダラして終わるのは間違いないところなのだが。
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