ということで日本への出張から昨日帰ってきた。
四泊五日の出張は、打ち合わせやら会議やらお偉い人への挨拶やらを行うために東京から長野、そして横浜をまるでターボチャージャー付きのお遍路さんのように駆けめぐるという実に慌ただしいものだったが、おかげでそれなりに成果はあったわけであった。疲れましたが。
ところで今回の出張で日本の地を踏むのも久しぶりだったとはいえ、まだほんの二ヶ月半ぶり。感慨も懐かしさも自分で思っていたほどには感じなかった。けれど思うのは、やはり日本と北京は全然違うということだ。街が綺麗。電車の乗り降りもエスカレータもちゃんと並ぶ。横断歩道で車も人もみな信号を守る。レストランやコンビニの店員が親切で礼儀正しい。北京に暮らして半ば忘れかけていた、それまで当たり前だったことを久しぶりに体験すると、逆の意味で軽いカルチャーショックを受ける。もちろん北京には北京の良いところがたくさんあるけれど。
ともあれ、あっという間に駆け抜けた日本出張は終わって、また北京での生活が始まる。今の私のホームタウンはこの地なのである。
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