WRC 2005 年版のドライバーズシートの行方は、最後まで残っていたスバルがステファン・サラザンの加入を発表したことで、とりあえず全て埋まったかたちになった。各マニファクチャラーのドライバーを整理するとこんな感じ。
マニファクチャラー | ドライバー |
---|---|
シトロエン | セバスチャン・ローブ、フランソワ・デュバル |
フォード | トニ・ガルデマイスター、ロマン・クレスタ |
スバル | ペター・ソルベルグ、ステファン・サラザン |
プジョー | マーカス・グロンホルム、マルコ・マルティン |
三菱 | ハリ・ロバンペラ、ジル・パニッツィ、ジャンルイジ・ガリ |
シュコダ | アルミン・シュバルツ、ヤニ・パーソネン、ヤンネ・トゥオヒノ、アレックス・ベンゲ |
しかしこうして改めてドライバー一覧を眺めてみると、三十代以上のいわゆるベテラン、別名おっさんドライバーって、グロンホルム、ロバンペラ、パニッツィにシュバルツと、いつの間にか四人だけになってしまったことに気づく。トミ・マキネンやユハ・カンクネン、コリン・マクレー、ディディエ・オリオール、ケネス・エリクソン、フランソワ・デルクール、さらにはリチャード・バーンズなど、ここ十年ほど WRC を席巻したドライバーたちが相次いで表舞台から去り、今年チャンピオンになったセバスチャン・ローブやペター・ソルベルグ、マルコ・マルティンに代表される「新世代」組と、それに続く若手たちにすっかり代替わりした形だ。
まあこれもまた今後も WRC が続いていくための健全なバトンタッチではあるけれど、なんとなく一抹の寂しさを憶えるのも事実。この中からカンクネンやマクレー、マキネンのような、カリスマティックな魅力を持つドライバーが育ってくれればいいのだけど。
それにしてもこの中にカルロス・サインツの名前がないことに激しく違和感が…。そうだった。もう来年はいないんですよね、サインツ先生(泣)。
ちょっとコメントのテスト。
なんでエラーになるのだろ。
投稿情報: ハマダ | 2004年12 月15日 (水) 15:11