現在、三菱自動車工業のおかれている状況を鑑みると、最悪の事態が早晩やってくるとは薄々感じていたが、ついにというかやっぱりというか。ただこれも今のところはまだ「スッパ抜き」報道だけでどこまでが本当かはわからない。ネット上でも情報が錯綜していてまったく収集がつかない状態。最終的には三菱からの正式発表を待つしかないのだが、近々発表があるだろうか。
三菱にとって WRC と パリ・ダカを含めた「ラリー」は、三菱を三菱たらしめす、いわば精神性の根幹と言っていい。ラリーレイドへの参戦の歴史がそのまま三菱自動車の歴史とイコールであるほど、三菱とラリーの結びつきは強い。その一つの大きな柱である WRC を捨てなければならないほど、今の三菱は窮地に追い込まれているということなのだろうか。失った信頼を回復するためにはいろいろ方策はあるだろう。モータースポーツを通した企業イメージアップ戦略も、重要な道筋の一つではあるはずだ。せめて今年後半の数戦だけ欠場するだけにして、なんとか「完全撤退」だけは避けてほしいのだがな。
でも、やっぱり厳しいよなあ。むーん。
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