昨年「後巷説百物語」で直木賞を受賞した京極夏彦の小説「姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)」が映画化されることが決定だそうである。
気になる配役は以下のとおり。
中禅寺秋彦(京極堂): 堤真一
関口巽: 永瀬正敏
榎木津礼二郎: 阿部寛
木場修太郎: 宮迫博之
久遠寺涼子、梗子(二役): 原田知世
製作側は既にシリーズ化を視野に入れ、明智小五郎、金田一耕助に続く名探偵キャラクターとして定着させるつもりだとのこと。
ううむ、なるほど。いつかは映画化されるかもとは思っていたけど、そうきたかという感じですね。配役は確かに豪華。豪華なのだが、堤真一の京極堂って、悪くはないがちょっと健康的すぎるかもとか、永瀬正敏の関口はいくらなんでも格好良すぎだろ(猿に似てるかこの人?)とか、榎木津が阿部寛はまあなんとか許せるような気がしないでもないとか、宮迫の木場修は背が低すぎじゃないのとか、私の脳内イメージとは微妙に異なる配役なのがなんだが、まあ一応期待しておこう。公開は来年の夏だそうで。
どうでもいいが、下でリンクしている記事に「小説は古本屋の主人、陰陽師、探偵の3つの顔を持つ男、京極堂の活躍を描くベストセラーで…」という記述があるが、京極堂はどう考えても探偵ではないでしょう。あえて肩書きをもう一つ探すなら「神主」なのでは。
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