ということで三度目の北京行きが今日から始まるのだった。今回も八泊九日の長丁場。まずは初日である。
成田を10:40 発の JL781 便に乗って、ほぼ定刻通りに北京国際空港に到着。飛行機の搭乗口を抜けると、いきなりムワッとした空気に包まれる。予想通り北京は暑い。午前中の時点ですでに 30℃ を越え、本日の予想最高気温は 33℃ だそうである。ただこの季節はまだ湿度が低いため(だいたい 50% 以下らしい)気温が高くても比較的過ごしやすいとのこと。まあそれでも梅雨前の日本から来た身にはこれでもじゅうぶん暑い。
迎えに来てくれた車に乗り、まずは市内へ。空港と市内間の交通機関は今のところ車(バスかタクシーなど)しかないが、四年後の北京オリンピックに向けて地下鉄の路線を建設中だそうである。ちなみに空港から北京市内までは専用の高速道路にのってだいたい 30 分ぐらいだが、朝夕の渋滞につかまると倍以上かかることもあるらしい。地下鉄ができればそんな渋滞とは無縁になるわけで、かなり便利になるはずだ。
市内を抜けてさらに南下し、郊外にある会社建物に向かう。今回の出張にまつわる諸々を打ち合わせをした後、今日は市内にある四川料理の店に連れて行ってもらった。本場・四川の麻婆豆腐は、花山椒がたっぷりきいて独特の風味。唐辛子も相当量入っているのでやはり辛い。でも美味い。しかし惜しむらくは、日本人としてはやはり白いご飯(それも短米種)がほしいところ。炒飯にかけて食ってみるか、とも思ったが、失敗すると嫌なのでそのままバクバク食う。
その他にはチンゲンサイの炒め物や坦々麺など。この坦々麺もやっぱり辛いが、麺にコシがあり喉越しがツルツルで、これまた美味し。いやしかし、こういう暑い日には、こんな辛い料理がピッタリなのでありますなあ。
北京の日々は、まだまだ続く。
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