ランボルギーニは14日、「ガヤルド」をパトカーとしてイタリア警察に寄付した、と発表した。同社によるとパトカーとしてのランボルギーニの採用は初めてだそうで。
最高出力500 馬力を誇るオールアルミ製 5,000cc V10 エンジン搭載し、最高速度 300km/h オーバーのスーパースポーツカーは、サイレンとフラッシュライトを装備。交通警察に配備され、南イタリアのサレルモ-レッジョカラブリア間のハイウェイを中心にパトロールするとのこと。ランボルギーニ自慢のビスカス・トラクション・システム(四輪駆動システム)と、ピレリがランボルギーニ専用に開発した「ソットゼロ」スノータイヤによって、好天時に限らず冬期も安定して任務を遂行できる、としている。
ちなみにこの「ガヤルド」、最高速度 300km/h オーバーなのはともかくとして、その他の仕様も強烈。エンジンオイル 10L、冷却水(LLC)20L の大飯ぐらいなうえ、驚くべきは最小回転半径が 11.5m だって。まさにモンスター。全長 4,300mm だから日産のフェアレディ Z(Z33)とほぼ一緒の大きさなのに、なんでこんなに小回りがきかないのか。日本じゃ走る道がありませんよ、こんな車。
それにしてもランボルギーニのパトカーである。さすがイタリアと言うべきか。ずいぶん前に東名高速で R32 GTR のパトカー(しかも相当チューンされたモンスター GTR)を見た時もビビッたが、インパクト的にはそれを遙かに凌駕する存在ですね。こんなのがバックミラーに映ったら観念するしかないっすね。でも違反切符を切られてもいいから助手席に乗ってみたいかも。
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