米航空宇宙局(NASA)は 1 日、火星に関する重大発表を 2 日の午後 2 時(日本時間 3 日午前 4 時)からワシントンの NASA 本部で記者会見を行うと発表した。現在、火星表面の岩石や土壌の探査を続けている無人探査車 2 号機「オポチュニティー」による「重要な発見」とのことで、火星に水、さらには何らかの生命体が存在した確証が得られたのではないかとの憶測が広がっている。
ただ、NASA が発表した公式声明に記載されている出席者の顔ぶれを見てみると、探査車担当者、地質学者、航法オペレーション担当者、そしてプロジェクト担当科学者となっており、「生物学者」が見当たらない。なので大きな期待はしない方がいいかもしれない。
まあそうは言っても、なんとも思わせぶりな発表である。今までも何度か火星に水が存在するらしい、というニュアンスの発表はあったわけで、単に本当に水が発見されたというだけでここまで引っぱるだろうか。なにせ水は生命には必要不可欠なもの。もし水があるとするなら、当然何らかの生命体がいてもおかしくはない、という期待は否が応でも高まる。ちなみに NASA 本部での会見が設定されたのは初めてだそうで。少なくとも、それぐらい「重要」ということではあるはずだ。
発表は明日の早朝。はたして歴史的瞬間は訪れるのだろうか。座して待て。
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