NASA によると、「太陽を軌道の中心として動く、今までで最も遠い距離にある奇妙な “object” を発見した」らしい。はたしてその“object” が惑星と呼べるのかはまだ疑問だそうだが、とりあえず仮りに Sedna (セドナ: イヌイットの海の女神)と名付けられているとのこと。15日(日本では16日深夜)に正式発表を行う事になっている。
また、CNN.com の Scientists find '10th planet' なるタイトルの記事によると、直径は 2,000km で、地球から 100 億 km の彼方にある。直径 2,300km の冥王星と比べても小さく、惑星と呼べるのか議論を呼びそうだ。ただしこれが新惑星となれば、1930 年の冥王星以来 74 年ぶりの発見となる。
ということで、太陽系第10惑星発見かもしれないというニュースである。まあなんとなく「やっぱりちょっと大きめのカイパーベルト天体でした」というオチで、結局惑星には認定されないような気がするが、今後の発表を待ちたい。
それにしても冥王星のほぼ倍の距離にあり、しかも冥王星よりも小さい天体をよくもまた見つけられたものだ。それもこれも観測技術の長足の進歩によるのだろうけど、一体何等星で発見したんですかね。
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