本庄児玉へ出張

この土日を挟んで、先週の木曜日から仕事で出張している。先月の北京に引き続いて、またも泊まりの出張である。こうも出張が続くと、どうしてもその他の仕事にしわ寄せが来るのが困りもの。もっとも製品開発の終盤に来ると、生産の打ち合わせだ各種試験だなんやかやで外部に出歩く機会が多くなるのは仕方がないし、またデスクワーク主体の仕事柄、こうしてたまに外に出るのも気分が変わって良い面もある。まあ忙しいなら出先で暇を見つけて別の仕事でもすればいいのだが、もちろんそんなことをやるほど仕事中毒でもなし。せいぜいこうして日記書きでもしているぐらいが関の山である。仕事しろ。すみません。

出張先は埼玉県の本庄市。関越自動車の本庄児玉 IC から車で数分行ったところにある某企業にて、試験設備をレンタルして各種試験を行う。この手の試験自体は過去に散々やった経験があるので手慣れたものだが、今回の機械が試験を通るかどうかはまた別の話である。通るかな。通らなかったらどうしよう。

ところでこういう出張の時に、意外に困るのが朝食である。昼ご飯はお世話になっている企業なり試験施設なりが用意してくれるし、夜は最寄りの駅前にでも出れば飲み屋の一軒ぐらいはたいていあるから困ることはない。しかし朝食はそうはいかないことが多い。なにせこういう時の出張先はほとんどが地方、それも辺鄙な山の中や寂れた地方の町である。都市圏内では少し探せばすぐ近くにあるファミレスも、車を延々と走らせてもまったく見つからないということも少なくない。朝も早いので、普通の食堂やレストランの類もまだ営業していない。そしてここ、本庄児玉もその例外でなく、JR 本庄駅のまわりにはようやくマクドナルド一軒がポツネンと存在するだけであった。マックもいいけど、さすがに毎朝では飽きる。

と思って調べてみると、おおっ、駅の反対側の国道沿いに吉野屋を発見！　素晴らしい。俺はこれを探していたのだ。ついに2月11日から牛丼がなくなるそうだし、明日は久々の牛丼でいってみよう。朝から牛丼というのもなんだが。