今年一年 WRC 活動を休止し、ランサー熟成に賭けた三菱が、遂に新 WR カーとともに帰ってきた。ううむ、こう来たか。
デザインで気になるのはリア・スポイラーの位置と形状だけど、トランク半ばにほぼ直立するリアスポなんて、今までの WRC カーからすると非常に新鮮な印象を受ける。要するにダウンフォースをリアタイヤに最適に荷重させようとしたらこうなった、ということなのだろうか。スバルのインプレッサなぞは後ろギリギリまでずらしているけど、空力的にはどちらが良いんだろう?
それにしても良くも悪くもインパクトのあるデザインである。前車の WRC2003 が EVO VII に限りなく近い、どちらかというと大人しいデザインだったから余計にそう感じるのかもしれないが、とにかく印象は「凶悪」の一言。猛烈に張り出したブリスターやライト周りの意匠など、まるで映画 TAXI に出てくる悪役車みたいである。ネット上では賛否両論あるようだが、とにかく”復活”に相応しいインパクトは持っているのは間違いない。実際に走っているところを早く見てみたいものだ。
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