完全に出遅れた感があるが、東京の地下でこんなにも魅力的な企画があったそうだ。巨大建造物には目がないくせに、どうして見落としたか私。
詳細はリンクをたどってもらうとして、「東京ジオサイトプロジェクト」とは東京の地底インフラの工事現場を文化的に開放する計画のこと。現在予定されてるプロジェクトは、
・巨大な縦穴を能楽堂にする「地底能楽堂計画」
・交差点の下を博物館にする「地底博物館計画」
・トンネルを癒しの空間にする「やすらぎトンネル計画」
・工事現場の塀をメディアにする「フェンスラップ計画」
などがあるらしい。「地下」「巨大建築物」というキーワードだけでも萌えるのに、さらに能楽堂やら博物館やら、いやもう楽しそうですなあ。
今回は11月18~20日の 3 日間にわたって上記プロジェクトを公開したそうだ。かえすがえすもすでに終わってしまったのが残念。だが今後も定期的にこの手のプロジェクトを開催するそうなので、巨大建造物フェチの諸氏はこまめにチェックすることをお勧めする。私も次回は是非とも参加したい。
ちなみに同ページには地下トンネルの構造や、数々の現場写真が掲載されていて大変興味深いのだが、個人的にヒットしたのが「地底体験心得五箇条」である。曰く、土圧を知り、記憶の堆積を思え。そして地底から出たら空を見上げろ。巨大地下空間造りに命を燃やす男達の、なかなか熱いサイトである。
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