ロシア南部のボルガドンスクという所で「ウォッカ・マラソン」と称したウォッカの早飲み大会が開かれ、 30 分で 500 mlのボトル 3 本を飲み干した優勝者が、急性アルコール中毒で倒れ死亡するという事故が起きたそうだ。地元の検察当局は競争を主催した酒店店主を過失致死などの罪で逮捕、起訴したという。
この「ウォッカ・マラソン」は、短時間にどれだけ多くのウォッカが飲めるかを争うというものらしく、優勝賞品もウォッカ 10 リットルとまさに酒豪・酒浸りな人専用の大会だったそうだが、死亡した優勝者の他にも5人が中毒で倒れ重体となる大惨事だったそうだ。それにしても 30 分でウォッカを都合 1.5 リットルも飲み干せば、どんなに酒の強い人でもえらいことになりますがな。
ちなみにリンク先の記事によると、ロシア人の酒類消費量は1人当たり、純度 100% のアルコールに換算すると年間約 15 リットル。さらに年間 4 万人がアルコール中毒で死亡しており、国民 7 人のうち 1 人がアルコール中毒との一部統計もあるという。まさにアル中大国である。寒さを紛らわすために酒が必要なのはわからんでもないが、いくらなんでもロシア人、酒飲み過ぎ。
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