わずか 5 ポイントの中にセバスチャン・ローブ、ペター・ソルベルグ、そしてカルロス・サインツの三人がひしめき合うという、史上希にみる激戦に決着をつけるべくむかえた WRC 最終戦、グレートブリテン。意地と誇りをかけた三つ巴の全開バトルとなるかと思われたが、なんと初日の SS3 でカルロス・サインツが無念のコースオフ、リタイア。嗚呼。
齢四十才という年齢を考えると、ドライバーズチャンピオン獲得のチャンスは今年がおそらく最後になると思われるので、個人的には一押しで応援していたのだがなあ。気合い入りすぎちゃいましたかサインツ先生。
Leg1 終了時点で、トップはペター・ソルベルグ(スバル)、2位にセバスチャン・ローブ(シトロエン)、3位にはトミ・マキネン(スバル)、4位にコリン・マクレー(シトロエン)。タイムを見てみると、ソルベルグとローブとの差は、わずか 8秒。ううむ、すごい。僅差の勝負になるとは思っていたが、ここまで接戦になるとは。ちなみにこの二人と 3 位のマキネンとは約 1 分半ほど空いているから、上位二人だけ別次元の速さでガチンコ勝負しているわけである。トップタイムを叩き出すか、限界を超えてリタイヤするか。正にのるかそるかの綱渡りアタック。しびれますね。
残るは二日。いったいどうなる、この勝負。
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