新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
と新年の挨拶はいいんだが、すっかりご無沙汰なこのサイト。数えてみると昨年 2013 年は二回しか更新していない。いくらなんでもご無沙汰にもほどがあるというところだが、こんな状態ではたして定期的に見に来ていらっしゃる人はいるんだろうか。まあ今年はもう少し更新頻度を上げて、って去年も書いた気が。
ということで新年最初のネタは、最近これしかないというギターネタ。
手持ちのギターの中の一本、Seymour Duncun のストラト。買ってからすでに 20 年近くたつ、今や立派な「オールド」なのだが、数年前からなんだか調子が悪い。出音がやたらとこもったり、ガリガリ異音がしたりと電装系の異常だと思われる不調が続いていた。キャビティ内を開けて配線をチェックしてみたのだが特に異常なし。となるとピックアップ本体の可能性が高い。よし。いい機会なのでピックアップを換装することに決定。
と決めたはいいが、新しいピックアップをどれにするか。さんざん迷いに迷った挙げ句、Seymour Duncun のギターに取り付けるピックアップとくれば、やはり Seymour Duncan しかなかろう。で、ダンカンで今一番ホットなピックアップはこれしかない。ということで最終的に選んだのは、「巨匠」こと Yngwie J. Malmsteen のシグネチャモデル、YJM FURY である。
パッケージにデカデカとプリントされた巨匠のドヤ顔に、思わず心が和む。しかし巨匠、口内炎でも気になるんでしょうか。
そんなことはどうでもよく、早速古いピックアップを取り外して巨匠モデルに換装である。
三つのピックアップ全てに燦然と輝く「YJM」の刻印が実に押しつけがましい。だがそれがいいのだ。だって巨匠だから。
せっかくピックアップを巨匠モデルに変えたので、記念に一発弾いてみた。曲はもちろん巨匠の「Rising Force」。とりあえず版なのでバッキングのみ。ギターソロはもう少し練習してからということで。
ちなみに音作りは全て Line6 の POD XT Live でやっている。巨匠の使用機材を参考に、シミュレーションアンプに JCM2000 を選択して軽くブースト状態にセット、そこにスクリーマで歪みを足してやり、ちょっと強めにリバーヴをかけるのが基本。さすがにピックアップが巨匠モデルなのでここまででも結構巨匠っぽい音になるが、更にごく薄くコーラスを被せてやると音のエッジが立って、巨匠独特のキラキラ感が増して良い感じになる。
ということでピックアップは変えたのだが、肝心の腕前が巨匠にはほど遠い。今年も精進あるのみですなあ。