前々から話がありまして、先日ようやく諸々が決まって内示が下りたわけですが、このたび日本へ帰ることが決定いたしました。北京での所属は 3/31 までで、新年度の 4/1 より日本の私を雇用する本社へ帰任というわけであります。
2005 年 7 月から始まった北京での生活も早 5 年と 8 ヶ月。長かったような、あっという間だったような。始まりがあれば終わりがあるのは世の理。その終わりに向けて残すところ一ヶ月。それこそ一ヶ月なんて瞬く間に過ぎ去るような気がするが、諸々の最後の仕上げをやらなきゃならんのですなあ。
とは言え、そのやらなきゃならんことはてんこ盛りである。今やってる仕事は出来るものは三月中に片付け、引き継ぎが必要なものは資料を作り、後任者が混乱しないようにしておかなければならない。これがまた結構なボリュームがあり、激しく萎えるが仕方なし。
仕事以外にも、海外から日本に帰るとなると引っ越しやら諸手続やらで、こちらもやることが山ほどある。とりあえず帰りの飛行機のチケットと引っ越し業者は予約したが、今住んでいるマンションの解約、日本大使館への連絡、その他諸々の七面倒くさい事柄が満載。日本に着いたら着いたで引っ越し荷物の受け取りと整理、役所に行って住居変更と運転免許証の書き換え、ガス、水道、電気、ネット、電話などインフラ関連の手続き、北京に来る時に大型の家電品はあらかた処分したので、それらの購入、などなど。
なんだかもう考えるだけで爆発ウギャーという感じだが、このまま諾々と流されていくと、絶対に何が何だかわからなくなる。なので、日程表とチェックリストを作成して管理することにした。どんなに困難なプロジェクトも要件を細かく分類して予実をマネジメントすれば、必ず道は開ける、はずである。
しかし北京生活もあと一ヶ月。思い残すことは特にない。でも日本に帰ったら喰えなくなる北京の美味いものをこの一ヶ月で制覇することだけはしておきたい。まずは北京ダックあたりから始めますかね。