春節休みが明けてからこちら、なんだかすっかり更新が滞っておりますが。とりあえず無事に生きております。あれもこれもあっちやらそっちやら、尋常でないスピードと勢いで突っ走る諸々に流れに身を任せていたら、正直 blog どころではなかったと言いますか。
そんなこんなで気がつくと、閏年の二月は終わり早三月。正に凍死するほど寒かった北京も、春節が終わったあたりから急激に暖かくなり始め、日中の気温もプラス二桁を超える日も多くなってきた。ここ数日は北寄りの風が強くて体感温度的にはちょっと冷えるものの、真冬仕様の完全防寒装備はすでに必要なし。ほんの二、三週間前に寒さで震えていたのが嘘のようである。気分的にはすっかり春という感じか。
しかし身も凍る季節が終わっても、今度は別のやっかい事がやって来る。黄砂である。今年もその黄砂の大規模はものの第一号が発生したらしい。中国北西部の甘粛省では先週末から激しい風が吹き、視界は 300m 前後にまで低下。一面が砂に覆われ、空は黄褐色に曇ったそうである。また新疆ウイグル自治区の哈密(ハミ)、内モンゴル自治区、寧夏回族自治区、陝西省の一部など、中国北西部の広範囲にわたって同様の現象が発生したとのこと。そういえばこの週末は北京の空もどんよりとした曇り空であった。北京名物いつものスモッグかと思ったが、あれは北からやって来た黄砂だったのか。
これから春先から初夏にかけて、北京の空はこうして黄色く染まる日が多くなる。気分もどんよりとしてくるが、あの砂には多くの有害物質が付着していると聞くと、体も調子が悪くなるような気がしてくる。確かに昨日今日は何やら喉がいがらっぽい。うがいは必須である。そういえば以前日本に行った時に花粉対策用の目の細かいマスクを買ってきてあった。いよいよヤバくなったら、外出時にはそれを装着してみるか。
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