本日よりカンボジアの遺跡巡り。アンコール・ワットやアンコール・トムなどのメジャーどころはあとでじっくり見るとして、今日はその周辺の小さな遺跡群を見て回る。
それにしてもカンボジアは暑い。今は雨期の終わり(五月から十月が雨期、十一月から四月までが乾期)だからなのか湿度も強烈で、おもてにじっと立っているだけで汗がとどめもなく流れてくる。幸い今日は少し雲が多いものの雨が降ることはなかったが、雲の切れ間からのぞく太陽光線が暑さに拍車をかける。遺跡を巡ってあちこち歩いていると、全身汗みずくになってしまう。
そんな暑さをも忘れさせてくれるのが遺跡の素晴らしさである。鬱蒼とした密林の中に突如として現れる石造りの巨大な建築物。緻密に彫り上げられた数々のレリーフ。ところどころ木に浸食され、朽ちていく具合もまた、千年の時を感じさせる。いやしかし、昔の人はよくもまあこんなジャングルにとてつもないものを造ったものだ。
明日はちょっと遠出して、更にジャングルの奥地にある遺跡を見てくる予定。雨が降らなければいいけど。
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