予想通りというかなんというか、の衆議院解散そして総選挙。それにしても今回の騒動で改めて思ったのは、郵便局長会やら郵便労組の圧力ってのは想像をはるかに超えて大きいのだということと、政治家は国民の代表のくせに私怨で態度を決める輩がこうも多いのかということだ。により大事なのは支持団体の選挙票と、そして自分の立場。国の将来なんぞ知ったことではありまへん。そんな輩のなんと多いことか。小泉首相が人気絶頂のときはその尻馬に乗って郵政民営化が党の公約になるのも黙認したくせによ。
そりゃまあたしかに法案の出来は悪かったようだし首相の態度もプレゼンテーションも今ひとつだった。けれど、まずは一歩、国の経済活動健全化のために前に進まないといけなかったと思う。というわけで私は解散支持だ。今までのようになんだかよくわからんうちに密室だか料亭だかでわけのわからない決まり方をするパターンよりはナンボかマシだ。どうでもいいが、「衆議院を解散する」と国会議長の宣言に、みな一斉に「バンザイ」と唱和しているところを見ると、国会議員ってのはやっぱり選挙が好きなんですかね。戦になると血が騒ぐ感じですか。
ということで、今度の選挙はこれからの日本の行く末を占う大事な選挙になることは間違いないわけで、是非とも投票に行きたいのだが、なに現在は海外居住の身。当然ながら日本の投票所では投票することが出来ない。しかし「在外投票」という、海外に住んでいる日本国民が海外から投票できる制度がある。大使館や総領事館で在外選挙人の登録をすれば、晴れて海外からでも一票を投じることができる。登録するためには大使館に行って在外選挙人名簿の登録申請をする必要があったり手続きがちょいと面倒だが、やはりやらないわけにはいかんだろう。来週から夏休みだし、良い機会だから北京の大使館で手続きをしてこようと思う。
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