この週末は茨城在住 A 氏宅を訪問。晩飯に連れて行ってもらったのは、茨城名産アンコウ料理屋。アンコウは本来は秋から冬の魚で、桜が咲き始める今時分はそろそろ季節的には終わりだそうだが、それでもまだまだアン肝なぞは正に脂が乗りまくりで美味い。その他、アンコウ鍋、そして雑炊と、大変美味しいアンコウづくしを堪能してきた。
翌日は那珂湊の魚市場へ。産地直送、というより目の前の港で揚がったばかりのネタを使った、新鮮かつ安くて美味しい寿司を食べたあと、ちょっと市場をブラブラ冷やかし。グルッと見渡してみると、さすがに水揚げ後に直で販売しているからか、鯖 5 匹 500 円とかイカ 20 杯 1000 円など、なにせどれも安い。思わずまとめて買って帰りたい衝動にかられる。イカ 20 杯を買って毎日イカづくしに挑戦するぜ!と一瞬思ったが、しかしなにせ量が多いのである。冷静に考えると、さすがに途中で飽きる可能性は大。毎日鯖味噌づくしもしかりだ。刺身も新鮮で大変美味そうだが、これも半身単位。ううむ、どうしたものか。
思案しながら市場を歩いているうちに、ふと目にとまったのが氷槽に鎮座ましましている巨大な牡蠣。お値段 6 個で 500 円也。うおおっ。一瞬意識が飛び、次に気がついたら手には氷入りのビニール袋を下げていた私であった。
帰宅後、早速晩飯で喰う。レモン汁を少々たらし、つやつやとクリーム色に輝く身を殻から引っぺがして一気に口の中へ放り込む。ほのかな磯の香りが口いっぱいに広がって、プリプリとした貝肉が舌上で踊るのである。嗚呼、生きてて良かった。
アンコウはともかく、牡蠣は当分これで食い納めだろうか。さすがに中国で生牡蠣を喰う勇気はないものなあ。
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