知人より、「Geography Olympics(地理学オリンピック)」という企画を教えてもらった。これは持ち時間 200 秒で、ランダムに抽出された 10 カ国を国名が消された世界地図に埋め込むという、一種のネットゲームである。
まあこういう常識問題を問うゲームはよくあると言えばそうなんだが、参加する人間の国籍や言語、生活のバックグラウンドなどを問わずに世界の誰もが参加できるとなると、せいぜいが世界地図当てぐらいなものだろうか。もっとも世界地図なんてネット上を探せばいくらでも見つかるだろうし、やろうと思えばインチキしてカンニングも可能だろうけど、こういうのはきちんと自分の知識のみで挑戦してみるのが面白い。
そういう面白さが受けたのか、なんでも世界中ですでに 42 万人以上が挑戦したとのこと。世界にはそんなにも暇人がいるとはそれはそれで驚きだが、国別の正解率の結果も掲載されていて、これがなかなか興味深い。ちなみに話が日本国はどうかというと、186 の国と地域の中で堂々 161 位という惨憺たる結果。もっとも、こういう難度の高いゲームの場合は、参加人数が増えるほど正解率が下がる傾向にあるから、世界でも参加人数がトップクラスに多い日本の場合はそれだけで不利ではある。したがって一概に日本人が地理問題に弱いとは言えないのだけど、やはり極東の島国の悲しさか、特に地理的に離れて馴染みの薄い中東やアフリカ周辺は苦手のようだ。
ということでさっそく私も挑戦してみた。結果、正解率 50%。ううむ、世界地理にはちょっと自信があったのだけど、半分しか当たらないとは。って、いきなりキルギスタンとか言われてもカザフスタンと区別はつかんし、キリバス(Kiribati)とかナウル(Nauru)もミクロネシアの島国というのはなんとなくわかるとして、それが地球上で正確にどこにあるかなんてさっぱりわからんですがな。
まあこういうのは「知らねえよ、そんな国!」とか言って楽しむのが吉。お暇なら挑戦してみていただきたい。
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