我が家の PC 環境は、メイン・マシンであるデスクトップ機が一台と、夫婦それぞれが所有するノート PC の、計三台体制となっている。ネットへの接続は U-SEN をバックボーンに、マンション構内型の VDSL がモジュラーまで引き込まれており、VDSL モデムに直結してあるルータにデスクトップ機は有線で、ノート PC は無線 LAN でぶら下がる、という構成になっている。
そのルータが壊れたのだった。最近、時々接続が切れたり、有線はなんとかつながっても無線系がダメになったりとなにやら調子が悪かったのだが、ついに有線も無線もどちらも全く接続できなくなってしまった。ルータの前面にあるステータス LED を見てみると、常に点灯状態なはずの WAN との接続を示す LED が激しく点滅している。どうも VDSL モデムとの通信が正常に行われていないようだ。一方 LAN 側もいかれているようで、ブラウザで見えるはずの設定画面も何も表示されない。試しに有線 LAN から ping を打ってみても host unknown で何の音沙汰もなし。そりゃ設定画面なんて出るはずありまへん。
それにしてもルータが壊れるのはこれで二回目である。記憶によると前回のルータは使い始めてから一年ちょっと、今回は一年未満での昇天だ。通常、ルータは電源を入れっぱなしで、電子機器としては確かに若干過酷な環境での使用状態ではある。しかしこうした使用方法はごく一般的な使われ方で、十分な検証は行われているはず。なのにたった一年やそこらで故障してしまうとは、いくらなんでもあまりに早すぎる壊れっぷりだ。ちなみに二台のルータともに BUFFALO 製。二台続けてたまたまハズレを引いたのか、それとも BUFFALO 製品がこんなものなのか。
ともあれ、壊れたものは仕方ない。幸い、と言って自分で馬鹿らしくなるが、まだ保障期間中なので、無償で修理できるはずである。とっととサービスセンターにブツを送りつけ、さっさと直してもらわないことには不便でしょうがない。なにせルータがない今は、VSDL モデムにつながるたった一つの有線回線を奪い合って使っているありさまである。そういえばこうして一本の回線をタイムシェアリングで使いまわすのなんて、かつてのダイヤルアップ接続時代以来だろうか。常時接続、ケーブルレスの無線 LAN にどっぷり慣れきった身にとって、まことにまどろっこしく、ストレスのたまる状態である。おかげで日記の更新もすっかり滞りがちだ。要するにそれが言いたかったわけだが。