北京出張五日目。今日は朝より晴れ。ここ数日は薄曇りで比較的涼しかったが、今日は暑くなりそうである。
本日は万里の長城へ観光。ただし今回はいつもの北京市北西部の「八達嶺」ではなくて、市北東部にある「慕田峡長城」というところへ行ってみた。こちらは比較的観光客が少なく、万里の長城をのんびりと堪能することができるとのこと。行ってみると確かに人出は少ない。昨年の夏に行った「八達嶺」版の万里の長城は、まるで芋洗いの如くな大変な人出だったが、こちらは圧倒的に観光客は少ない。少ないというよりほとんど誰もいない。今日は日曜日なのに、こんなに人が少なくて商売になるのだろうか、と余計な心配をしたくなるほどだ。まあ観光する方としてはのんびりできて結構なのだが。
いやしかし、緑が萌える山肌を、まるで龍がのたうつように地平線の彼方まで続く万里の長城の偉容は、何度見ても素晴らしい。重機も工作機械もない何千年も昔に、よくもこんなとんでもないもんを作ったものだと感心する。
以下、本日も写真のみ。
本日の晩飯は北京ダック。焼き上がった丸ごと一羽分のダックを調理師が目の前でさばいてくれる。パリパリに香ばしい皮と肉汁たっぷりでジューシーな肉が大変結構なお味。
ということで週末の観光はこれにて終了である。明日からまた仕事モードだ。いつの間にやら出張も半分を過ぎた。人生は気合いだ。なんのことだか。
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