何やら最近、いわゆる「にがり」が流行っているらしい。知り合いにも愛用している者がいて、曰くコーヒーやお茶を飲むときに二、三滴垂らすだけで便通がよくなり、また利尿作用もあって、お腹の調子が良くなるとのこと。これぐらいであれば量が少ないために飲み物の味が変わったりしないので、特有の苦みも気にせず飲めるとのこと。
ただ調子にのって入れすぎると、とたんにお腹がユルユルになって相当大変なことになるらしい。まあ腹が下るぐらいであればどうということはないが、しかし原液を大量に飲むと命にかかわることになるとは知らなかった。
ちなみによく言われる、「大量の醤油を飲むと死ぬことがある」というのは本当だ。もちろん普通の食卓で食している程度の量であれば全く問題ないが、常軌を逸した量の醤油を一度に摂取すると本当に死ぬ。それは醤油に含まれる塩化ナトリウム(要は塩だ)を大量摂取することで致命的な中毒を引き起こすからで、その致死量は体重 1kgあたり 2.8-25ml と言われている。体重 60kg の人の場合だと、醤油の量で168ml から1.5 リットルとなる。醤油を飲んで自殺しようとする人なんていないと思うが(いるかもしれないけど)、だいたい醤油を 1.5 リットル(ペットボトル 1 本分)も一気に飲むなんて、ある意味死ぬより辛い。それを思えば世の中のどんな辛い事でも耐えられると思う。
ということで話がずれたが、なにごとも行き過ぎはいけない、ということである。そういう結論か。
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