アメリカのNASAと、ヨーロッパ天文連合ESAが共同で打ち上げた太陽観測衛星 SOHO の web サイトによると、なんと太陽表面にトナカイが出現した瞬間の映像を撮影することに成功したそうである。
と言っても、もちろん太陽からトナカイが飛び出してくるはずはない。件の画像は紫外線写真(紫外線領域で太陽を撮影した写真)で、このトナカイのように見える暗い部分は「コロナ・ホール」と呼ばれるとのこと。web サイトの説明によると、この部分からは大量の磁力線が放出されているらしい。「磁力じかけのトナカイ」ってわけですか。
まあ「トナカイ」と言われればなんとなく見えないこともない、という気がするレベルの画像ではあるが、なんとなくラスコーの洞窟壁画を思わせる素朴なタッチが、妙な味を醸し出している。しかも世はクリスマスシーズンまっただ中。季節柄、なかなか楽しい雰囲気なのは間違いない。トナカイに続いてサンタ型のコロナ・ホールでも出てくれば完璧ですか。ともあれNASA には洒落のわかる人が大勢いるようである。
サンタさんもいたらいいのにネ
投稿情報: くみごろう | 2003年12 月19日 (金) 09:53
サンタに続いて次は門松でも出現してくれると、日本的にはバッチリなんだけど。
投稿情報: ハマダ | 2003年12 月19日 (金) 10:24